1970年代には、経済的意思決定は「小さいことはすばらしい」とか、「成長には限度がある」・・・


あるいは「より少ないことはより多いこと」、といった反成長主義に影響されるようになりました。


この傲慢さは、企業・労働者・政府の潜在能力を結びつけるよりむしろ、分断し自己満足をはぐくみました。


それがまた、企業が研究に着手し、新技術を応用し、最新設備に投資し、より競争力のある労働慣行を導入し、国際市場に製品・サービスを送りこみ・・・


長期見通しに立って考え、行動する能力を弱める政策を大目にみてきました。


それにもかかわらず、アメリカ企業はいまだに多くの強さをもっています。


そしてヨーロッパとは全く違って、アメリカは偉大な潜在能力をもつ活気にあふれた企業家精神の活動を経験しつつあります。


アメリカ企業・労働者・労働組合の中には危険を覚悟で新しいことをしている人々がいます。


彼らは新しい関係、新しい管理形態、そして新しい相互責任を工夫しつつあります。


彼らは、自分たちの競争力がその柔軟性に依存することを自覚しているのです。


つまりどれほど巧みに、素早く投資し、革新と創造を興し、市場を動かし、その結果、国際競争力の基準を設定できるか、です。


このハイフレックス(高度に柔軟な)手法は、繁栄への最も確実な道です。


これはまた、ほとんど未知の経済的将来と互角に戦うための、最も効率的で最も破壊的でない手段でもあります。


しかしほとんどの企業は、この道をたどっていません。


この道にはあまりにも障害物が多いからです。

アメリカは競争の必要性を長い間誤算していたので、この無能さを温存してきてしまいました。


あまりにも多くの企業が品質の劣った財を生産し、信頼性のないサービスを提供したのです。


あまりにも多くの労働組合が、企業の競争力を掘り崩すことが目に見えている法外な要求をしてきました。


敵対的な労働管理のやり方があまりにも多く、労使関係を気まずいものにしてきました。


労働者は技能と仕事の遂行能力を向上させるのに失敗しすぎました。


いちばん無謀なのは、アメリカがその経済的手腕に傲慢になったということです。


1950年代と60年代には、政策策定者はあたかも経済成長が保証されており、彼らの主な任務が永久に増えつづける気前の良い贈物を分けることであるかのように言いつづけました。

アメリカの企業と労働者は世界貿易の状況の変化に基づいた貿易政策を必要としています。


それはアメリカにはまだありません。


競争力のある製品とサービスを生産するために、アメリカの企業と労働者がたとえどんな努力を払っても、政府が明確な貿易目標をはっきりと示し、首尾一貫した貿易政策を確立すること。


そして、柔軟な貿易手法を制定できないか、あるいはする気がなければ、アメリカの企業と労働者はこの市場戦争で負けつづけることになるでしょう。


同様に大切なのは、貿易拡大が自由主義化された貿易を必要とすることです。


これはまだ世界にはありません。


より開かれた貿易の世界がどれほど利益のあるものであっても、アメリカが国内、海外双方の市場を開放することに有効なリーダーシップをとる可能性と意思をもつまでは、保護主義が世界市場を支配するでしょう。


・・・実際、アメリカがすぐさまこれらの措置を行えば、そしてそのときにのみ、将来の荒れ狂う市場戦争で日本を勝利に導く貿易政策を展開していくことができるのです。


外国の競争者に対するアメリカ企業の散々な敗北は、靴やアパレルのような2~3の生産物から始まって自動車、鉄鋼へと広がっています。


今やアメリカ経済のすべての基幹部門を襲っています。


北海道内にはいくつかの人造湖があります。


朱鞠内湖(雨竜ダム)、桂沢湖(桂沢ダム)、金山ダム・・・


それに音更川の上流にできた糠平湖で、どれもこれも人間の手型のついた湖で、神話を知らない近代ッ子です。


それが新しいほど自然をこわした傷口が露出していて、欲望のかさぶたでも見るようでいい感じがしません。


むしろその底の浅さにむらむらと反感をすらおぼえます。


しかし糠平湖だけは、なぜか自然の変動が偶然水を堰止めて湖をつくったかのように、人間の小ざかしさなど微塵も感じない湖です。


帯広から音更川と士幌川に挾まれた音更、中士幌、士幌、上士幌と整然と落葉松並木で区切られた、豊かで明るい農村を貫通して、国鉄士幌線が大雪山塊に向って北上します。


こんな山奥に、何の必要があって敷設されたかと思うような鉄道で、元来裏大雪の森林資源を運ひ出すための森林鉄道といっていいでしょう。


その登山鉄道のような線路が絶壁にはさまれた音更川の峡谷に、ほとんどトンネルばかり並べたような、地下をくぐり抜けた先に糠平湖があります。


札幌旅行に来たのならせっかくなので寄ってみましょう。




面白いですよねバナナマンは。


どちらも好きですが、わたしは日村さんよりも設楽さんの方が面白いと思います。


あんなに面白いのにそこまで上昇志向がないというか、そこが芸人らしからぬかんじでさらにいいと思います。


最近の芸人さんはあまり好きではありません。


顔芸や体をはった笑いで笑わせようとするタイプが特に苦手です。


小学生には人気があるそうですが、面白いのはやっぱり大人向けの芸をしてくれる人ですね。


あと、歌とか出したりするのもどうかと思います。


でも儲かるのならわたしもやるかもしれませんが。


お金はすてきなものです。


みんな大好きですよね。


ハハハ。


でもそればっかりの人生にはしたくありません。


やっぱり楽しさ重視です。


面白ければ何でもいいと思って生きてきましたが、すっかり大人になった今もそう思ってしまいます。


人に迷惑をかけることは絶対によくありませんが、基本的に面白いなら何でも許してしまう自分がいます。


だから面白くない人が面白くないことを言って、しかもそれを面白いことだと思っていることが一番わたしには面白くありません。


なんだ?お前は。と思ってしまいます。


わたしも面白いことをしょっちゅう言えるわけではありませんし、人に面白くあれと強制するわけでは決してないのです。


ただ自然にしていてほしいだけなのです。


だから面白くないことを言うのならそれ相応の態度をしていてほしいのです。


面白いと勘違いしてしまうことや、しかもそれを空気として他人に強制してしまうような人が面白くないのです。


わたしは面白くなかったら笑いません。


申し訳ないことですが、そこまで大人になれないのです・・・。

ホテル業界でも近頃は「スモール・ラグジュアリーホテル」と呼ばれる小型高級ホテルに人気が移っています。


部屋数はせいぜい200から300まで。


こうしたホテルは個性を鮮明に打ち出して品質志向の強い客層をしっかりと掴んでいるのです。


たとえばシカゴの「パーク・ハイアット」、ここは部屋数が255。


小規模で落ち着いた雰囲気を売り物にしています。


部屋に通されてしばらくすると、


「我々のこの小さなホテルによくぞいらっしゃいました。お客様を幸せにして差し上げるまで、私共は満足致しません。その気持ちの一端に、これは支配人からの贈りものです」


こういって部屋に果物が届けられるのです。


フロント・ロビーはこぢんまりとして人の出入りも少なく、案内係りはオペラの切符の手配から飛行機の予約まで、宿泊客の要望を何でも聞き入れてくれます。


部屋はオールスーツ・ホテルと称する全室応接問付きで、鏡はアーチ型の花輪で覆われ、ビジネス客は豪華な家具、調度品に囲まれた自室でミーティングをしたり、あるいは書類に目を通したり、役員室同様に利用できます。


また、各部屋に設けられたミニ・バーには可愛らしい小瓶に入った48銘柄のスコッチが並び、テレビ・キャビネットには映画・音楽のビデオカセットが、ちょっとした小型ライブラリi並みの規模で揃えてあるのです。


1階のレストラン「ラ・ツアー」、ここのメイン・ディッシュであるフィッシャーマン料理は同ホテルの特製で、ラビオーリ(こま切れ肉をねり粉の薄皮に詰めたもの)とホタテ貝、それに舌触りのいいキジ肉をクリームソースにひたしたスープが特徴です(当時)。


宿泊客はこの料理を楽しみにやってくるのです。


ホテルから空港までは金色のロールスロイスで送迎のサービスもあります。


こうしたかゆいところに手が届く濃密なサービスが、厚い固定ファンをしっかりと捉え、他のホテルの追随を許さない年輪を築きあげているのです。

このノードストロームの成功に刺激されて、デパートの将来像をめぐる意見も大きく変わってきました。


デパートはもはや建物の大きさを競い合う時代ではないのです。


出産から墓場まで、何でも扱うことが果たして必要なのでしょうか。


それよりせいぜい3階建てぐらいの広さで、店を郊外に出し、扱い品目もぐっと絞る。


ファッション衣料とかアクセサリーなどに。


そして密着した顧客サービスで高いマージンと早い商品回転につなげる、これがこれからの望ましいデパートの姿ではないのか・・・こうした意見が大勢をしめるようになったのです。


いままでのデパートやスーパーマーケットは、1週間に70時間かそれ以上店を開いていますが、その大部分をパートタイマーに頼っているのです。


これではよいサービスはできません。


販売員より親切心を売り場にちりばめるのです。


そうした流れにそって例えばシカゴの名門百貨店「マーシャルフィールド」などは、マネジャーが店内を巡回し、店員がお客に目配りしているかどうか、もし行き届いたサービスが目についたらコインを1枚渡します。


それが100枚たまると特別の有給休暇を与えられるのです。


これを同社では"コイン奨励制度"と呼んでいますが、とにかく目の届く範囲内にマネジャーを配置しているところが面白いですよね。


ミネアポリスの「バーリィ」というスーパーは、一切広告をしません。


その代わり、その分の経費をサービスに振り分けるのです、


店ではフルタイマーのホームエコノミストを雇い、お客さんが「300人のパーティーにはどれほど材料を揃えたらいいか」と尋ねたときに間違いのない適切なアドバイスをします。


また、ダイエット食を求めるお客には、ホームエコノミストはブルーのノートにファイルされた無添加、低塩食の一覧表を見せます。エグゼクティブトレードによると、それらの商品は売り場でもブルーのタッグが付けられて一目瞭然で見分けが付くように工夫されているのです。


よく「店がお客のことを覚えるには3月かかるが、お客は店のことを一目で見抜く」といわれるように、厳しい販売競争のなかで消費者がお店を見る目も厳しくなっているのです。


顧客サービスがあらためて見直しの時代に入っていることは間違いないでしょう。

売り場では、女性ピアニストがセレナーデを演奏し、同店の3階にある役員室からは、お馴染みの客がノードストロームの店内に入ってくる姿が一望に見渡せます。


そこから階段を駆け下りるとすぐに売り場に直結し、そこでお客さんが何を買い求めているか、どんな意見や要望をいっているか、それとなく聞き耳をたてることさえ可能なのです。


顧客の声を何でも聞き入れる質の高いサービスは、当然、業績に反映されてきます。


同社の業績はここ数年うなぎ登りで、利益は1986年には前年比46%のアップ。


売り上げは19億ドル(当時約2700億円)で1984年以降、年率25%増。


店舗数は当時45店ありましたが、どの店もせいぜい3層建ての中規模店です。


しかし1スクエア・フィート当たりの売り上げは310億ドルで、業界平均の2倍という同業者が羨むばかりの成績です。


しかし笑顔を絶やさぬ会話を提供するとなると、社員にも相応の報酬をはずまねばなりません。


同社の社員の給料は、コミッションと利益配分で支払われますが、その額は業界内でとびぬけて高く、トップクラスの店長になるとボーナスはゆうに10万ドル(当時約1300万円)を超えていました。


また、小売業の死命線ともいえる売り場にも、まんべんなく手直しの工夫を怠りません。


ノードストロームでは3年から5年ごとに全面改装うぃ行うことにしているのですが、個々の売り場に関しては2週間ごとに見直しを行うのです。


なぜなら、同社の平均的な顧客は年間28回来店するので、もし売り場に新鮮な試みがないと、お客は退屈して店に来なくなることを恐れているのです。


28回の来店数というのはずば抜けて高く、ノードストロームがいかに同店に愛着をもつ固いファン層に支えられているかを物語っています。

シアトルに「ノードストローム」というデパートがあります。


この会社はホスピタリティー産業の代表格とされています。


創業は1901年といいますからかなり古いですね。


スウェーデンの炭鉱者、ジョン・ノードストロームが靴屋を開いたのが発端で、いまもって同族経営は守られ、社長のジェームス・ノードストローム氏は「お客様の求めることには、いかなることも素直に応ずべし」という同家の家訓を厳格に実行しています。


「ノードストロームはお客様を幸せにするために必要なことは何でも致します」とためらいなく言ってのけるのです。


例えば伝説として次のような話があります。


あるお客が自動車のタイヤの返品にやってきました。


ノードストロームの店員は、ただちに新品のタイヤと交換して差し上げました。


同店ではタイヤを商品として扱っていないにもかかわらず・・・。


また同社のアラスカ支店では、顧客が買いものをする間、エンジンをかけて車の中を温めておくサービスを当然のごとく行っています。


売り場ではタキシード姿の社員が、お買い上げ品を決めるあいだ靴磨きのサービスをつとめ、店員はドレスのサイズや好みの色あいなどをノートに克明にメモします。


また、旅行客に対しては午後5時までの買い上げ品は同日中に宿泊先のホテルまで届けます。


とにかく、"お客様のため"というドグマが聖書のごとく生かされている会社なのです。

人間くささをトコトン前面に出して、顧客に満足を売る・・・。


なぜそうしたものが求められるかといえば、ハビングからビーイングの時代になって、消費者が"心のぬくもり"を求めはじめたからでしょう。


"心のぬくもり"とは、言葉を変えていえば親近感です。


自分のためを思ってくれる、いつも自分にささやきを投げかけてくれる・・・そういった距離が大切なのでしょう。


たとえばデパートではよく"ささやきバーゲン"というものを行います。


「貴方だけに教えるんですよ」といって社員特割セールの招待状をわたすのです。


この"ささやきバーゲン"は明らかに親近感の演出ですよね。


選ばれた貴方だけにといってささやかれた方は、すっかり気分を良くしてそのお店の固定客となります。


満足を売る商売のことをアメリカでは"ホスピタリティー産業"と呼んでいます。


ホスピタリティとは日本語で「厚遇」の意味。


"消費者は王様、お客様は神様"を徹底させる商売のことです。

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