基幹製造業によって創り出される富の経済における中心的重要性に気づいて、日本は今、造船、繊維などの労働集約的産業のオートメ化を進めています。
日本人はこれらの産業でさらに失業が発生するのを予想しながらも・・・
もし代替雇用がサービスおよび関連産業で発生するならば、造船、繊維などの産業が生み出す富と所得を守らなければならないと考えています。
もしアメリカが産業基盤とそれが生み出す富と所得を維持するつもりなら、アメリカ製造業はアメリカ農業を見習うべきです。
つまり、より多くの技術、より少ない労働者、より高い生産性、生産量、そして品質向上です。
それは自動車や鉄鋼のような基幹産業が、犠牲にされねばならないという意味ではありません。
むしろロボットやコンピューター制御工作機械のような高度技術が基幹産業競争力強化のために導入されるべきだ、ということです。
農業の雇用傾向もまた製造業の可能性を示しています。
たとえばネブラスカ州はアメリカの主な農業州の一つです。
しかし、ネブラスカの労働者のうち農業に従事しているのは4パーセント以下です。
それにひきかえ、3分の1以上の労働者は、農業生産物関連あるいはそれによって創出された付随的企業に雇用されています。
そのようなことがアメリカの製造業と非製造業の間の関係にも一般的に起こりうるのです。